2023年女王ミカエラ・シフリンの挑戦
shimizuishio
SkiMagazine.jp
アレクシス・パンチュロー
地元クールシュヴェルでメダルを取れたことは、最高の喜びです。世界選手権での金メダルは狙って取れるものではないと考えてますから、なおさらです。特に今日のスパーGは高速で、精度の高いターンが求められました。その中での3位は価値があります。今後試合に向けて大きな自信につながると思います。
よく、地元だから何本も滑ってるでしょう!と言われます。確かに自分の実家のホテルから10分程度ですが、実は今日のダウンヒルとスーパーGコースは昨年の最終戦と今回の2度しか滑っていません。ですので、地の利とかはないですが、皆さんの声援は聞こえましたので、それがぼくを後押ししてくれたのかもしれません。
選手としてのトレーニングは、他のスキー場でチームメイトと一緒にトレーニングを行っています。高速種目のトレーニングできる環境は、スタッフのサポート、コースの整備など必要ですから、ここクールシュヴェルでないことが多いです。
今回の勝利で、コースに自分の名前が付くのではと噂されていますが、そうなれば大変名誉なことです。
取材後記:
複合の金メダル獲得で、地元紙は一面パンチュローの記事を掲載。予定されているダウンヒルレースでの期待が、ここ地元サボワで高まっています。