France Courchevel 男子ダウンヒル
2023年2月12日上位3選手共同記者会見
新生カナダチーム台頭も、スイスのオーデルマット金メダル。
銀メダル アレクサンダー・オーモット・ギルデ(ノルウエー)
スーパーGに続いて世界選手権で2つのメダルを取れたことは、まだ実感がなく、自分でも驚いています。
昨日までのトレーニングで、しっかりコース攻略法は頭にあり、今朝は、それを実行するだけでしたが、2箇所ターンミスをしてタイムを少しロスし、今日の結果でしたが、レースを楽しむことができて幸せです。
コースコンディションは:
日陰のエリアもありましたが、視界的に全く問題なく、コースコンデションは素晴らしかったです。今日の展開では、マルコ・オーデルマットと一騎討ちのような展開と言われましたが、どの選手もこの種目に関しては、力が拮抗して、誰が勝ってもおかしくはないと思います。先日、キッツビューエルDHで優勝出来ましたが、同様に誰にでもチャンスはあったと思います。わたし個人でで言えば、レースの作戦を考えること、レースでそれを実践することが楽しいです。
金メダル マルコ・オーデルマット(スイス)
昨日までのトレーニングでは、全く感触は良くなかったです。その中でも何かできるのではないかと、今日のインスペクションの際に作戦を練り直しました。後半の急斜面で、スキーをしっかりと抑え、踏めて加速させることができたのが勝因だと思います。
記者の方から、ほとんどのタイトルを手にし、今年もか総合タイトルを獲得するのではないかといわてます。現在ポイントでトップですが、最終戦のアンドラまでは、キルデといい争いをして、モチベーションを高めていきたいです。彼を含めて尊敬できるライバルがいるということは、私にとって幸せなことです。彼が勝ったレースでは、ここの底から彼を祝福し、お互いに敬意を払っています。
最近のカナダチームに感じること:
クレジーカナック復活ですね。伝統的にオリンピックなどのビックレースに強く、最近の躍進はいい意味で脅威です。新しいライバルを祝福したいです。
銅メダル キャメロン・アレクサンダー(カナダ)
私が銅メダルを獲得できたのも、チーム内の環境、いい仲間でもある選手同士が競い合い、モチベーションを持っていることから起因していると思います。個人の総合的な能力はまだ、スイス、ノルウエーチームのように絶対的な選手がいない反面、チーム内の誰かが、表彰台に絡むことできるポテンシャルがあることを今証明しつつあると思います。今後、誰かが、表彰台に立てるようになれば、必然的にチームの底上げ、常勝カナダチームの復活も十分可能と信じています。
さらに、カナダ内でのチームへの応援も盛り上がり、いい刺激受けています。【クレージーカナック】と国内外で取り上げていただくことも多く、私たちを後押ししてくれます。
