スキー世界選手権、小山陽平27位も悔やまれる1本目の失敗。
アルペンスキー世界選手権 ザールバッハ スラローム競技 2025年2月16日
一本目、小山陽平選手は途中でリズムを崩し、大きなミスを犯した。トップのノエルから4秒82遅れの39位にとどまる。2本目は目標としていた2秒以内のタイム差に抑えたものの、1本目のミスが響き、最終順位は27位と不本意な結果となった。今シーズンはまだワールドカップで好成績を収めていないが、2本目の滑りを安定して発揮できるようになれば、大きな飛躍が期待できる。

また、弟の小山敬之選手は、体調不良(風の影響が原因とみられる)により、2本目のスタートを見送った。
金メダルを獲得したのはスイスのロイク・メヤール。個人種目での世界選手権優勝は初めての快挙であり、スイススキー界の歴史に新たな1ページを刻んだ。
圧倒的な滑りで金メダル!
メヤールは、1本目の滑りで果敢に攻め、2位につける好成績を記録。続く2本目ではさらにスピードを上げ、最終的にノルウェーのアトレ・リー・マクグラスを0.26秒差、ドイツのリヌス・シュトラッサーを0.52秒差で抑え、堂々の優勝を果たした。1本目トップだったフランスのクレマン・ノエルは途中棄権。優勝セレモニーが行われたゴールで失望感を隠さなかった。
この金メダルは、スイス男子チームにとって実に 74年ぶり のスラローム種目制覇となり、1950年のジョルジュ・シュタイナー以来の快挙です!

3つのメダルを獲得し、大会のスターに!
メヤールは今大会、すでにチームコンバインド(団体複合)で優勝、そして大回転(ジャイアントスラローム)で3位となっており、今回の金メダルで 3つ目のメダル を獲得しました。これは、同じくスイスのウェンディ・ホルデナーが今大会で達成した快挙と並ぶ記録です。さらに、メヤールは 世界選手権通算6個目のメダル を獲得し、スイスのレジェンドであるピルミン・ツルブリッゲン(通算9個)に次ぐ成績を残した。

スイス、世界選手権で13個のメダル獲得!
スイス代表チームは今大会で 合計13個のメダル を獲得し、1987年のクラン・モンタナ大会で記録した14個に迫る歴史的快挙を達成しました!まさに「伝説級の大会」となった。