【冬の足音】北志賀・夜間瀬スキー場がオープンへ向け着々準備!地元有志による急斜面の草刈りも完了、12月上旬のオープンを目指す
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SkiMagazine.jp

アルペンスキー界のレジェンド、マルセル・ヒルシャーの電撃的な現役復帰レースとして大きな注目を集めていたFISワールドカップ開幕戦ゼルデン(オーストリア)大会。しかし、ファンが待ち望んだスタート地点での雄姿を見るには、まだもう少し時間を要することとなった。
10月25日に予定されている開幕戦・男子大回転(ジャイアントスラローム)について、ヒルシャーは自身のコンディションがトップレベルで戦える水準に達していないと自己判断し、出場を見送る最終決定を下した。

今回の欠場判断の背景には、怪我からの雪上復帰プロセスの途上であることと、限られたトレーニング時間が大きく影響している。直前のトレーニングでもトップレーサーとのタイム差が依然として確認され、絶対的な滑り込みの量が不足していると判断された。
また、今季から導入されたFISのワイルドカード制度(31番スタート権)の存在も欠かせない要素だ。この権利は1種目につき4レース分と限られており、30位以内でポイントを獲得できなければ出場枠を無駄に消費してしまう。不完全なコンディションで貴重なチャンスを削るリスクを避け、確実に戦える状態に達するまで待つという、極めて現実的かつ戦略的なアプローチが取られた格好だ。
ゼルデンを見送ったヒルシャーの次なるターゲットとして、いくつかのシナリオが考えられる。
単なる話題先行のエキシビション参戦ではなく、再びトップシーンで戦うアスリートとしての矜持を見せるヒルシャー。完全復活を果たすその日を、今はじっくりと見守りたい。